療育手帳の判定
やっくんはA2の自閉症児です。療育手帳を申請するために
・A1(最重度)
・A2(重度)
・B1(中度)
・B2(軽度)
と区分されやっくんは5歳のころA2(重度)と判定されました。
療育手帳とは知的障がいのある方に対して交付される福祉手帳です。障がいの判定は
・知能・発達の程度
・日常生活力の程度
・介護度
によって総合的に判定されます。
(療育手帳の名称や判定基準は各県で異なります)
A1だと思っていたのですが・・・
やっくんの場合は熊本県の八代児童相談所で障がい判定の面接がありました。
最初は3歳のころに面接を受けてB1、そして5歳の時に面接を受けてA2と判定されました。B1(中度)からA2(重度)になったので悪くなってるのかなとショックを受けてましたが、デイサービスの先生が「A2?・・・A2でしたか。A1だと思っていたのですが・・・」と言われさらにビックリ!
な、なんで?A1よりA2の方がいいじゃん!プンプンと思いましたがその頃の私は完全に勉強不足でした。
面接官とのすれ違い
思えば、やっくんが3歳のころ面接を受けて、5歳の今回は2回目の面接。わたしもだいぶリラックスしてたうえに、やっくんにいたってはトンネルではしゃぎすぎて面接中眠ってる始末。
面接官の人に「(やっくんは)階段は登れますか?」という質問に「はい!階段は大好きで、元気に登ったり降りたりしています!」といかにやっくんが階段が好きか面接官の人に語っていました。自閉症のことについて話し合える機会がなかなかなかったので、うれしかったのもあり、自閉症ですがこんなこともあんなこともできるんですよとだんだん自慢話になっていました。
お尻で階段を・・・
でも冷静になって考えると、その頃のやっくんは階段を登るときは手すりをにぎりしめてヨタヨタ登っていたし、降りるときには階段にすわってお尻を使って降りていました。たぶん面接官の人は、体の発育や家族の介護がどれだけ必要か聞きたかったのだと思います。
やっくんに見合った判定を受けることが、今や将来の暮らしやすさにつながると思います。次の判定の面接は10歳のときなのでその時は・・・めざせ!A1!・・なのかしら?
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