拍手好きも自閉症特有のこだわりに入るのだろうか

自閉症

やっくんは拍手が大好きです

3歳くらいの頃はおもちゃのボーリングでピンに当たるたびに拍手をして喜んでいました。

保育園の運動会や発表会でも拍手を喜んでました。(他の人に対しての拍手も…)

運動会や発表会のステージではやっくんはフリーダム。舞台の上で座りこんだり、みんなが、お遊戯しているのを見学しているみたいでした。前に出たかと思えば観客に拍手をせがむような仕草をしたり。

よく他の保護者からクレームがこなかったな

小学生になってからも拍手は大好きで、拍手をもらうとやっくんも拍手します。なぜか手を叩く回数は3回くらいですが…。ギリギリ拍手な回数?

ボッチャの点取り屋 やっくん

支援学校ではよくボッチャという競技をします。

ボッチャとはヨーロッパ生まれのパラリンピック正式種目

ヨーロッパで生まれたボッチャは、重度脳性麻痺者もしくは同程度の四肢重度機能障がい者のために考案されたスポーツで、パラリンピックの正式種目です。

体育館で出来る室内競技で、白いボールの近くにどれだけ自分のチームのボールを投げて置けるかという競技です。ボールの大きさはお手玉くらい。目標の白いボールも最初に投げるので、その場で戦略を立てたりと面白い競技です。

やっくんは家でのボーリングの成果か、ボッチャでは点取り屋です。白いボールをわかっているのか、ボールが集まっているところにボールを投げているのか。やっくんがボールを投げるとみんなが拍手をしてくれるので、やっくんご満悦です。それを見てなんかスイッチが入ったのかダンナさんはボッチャもふくむ、障がい者スポーツ指導員の資格をとりました。

ダンナさん
ダンナさん

障害者スポーツ指導員は、スポーツを通して、障がいをもつ人たちに体を動かすことの楽しさを伝えたり、身体能力の向上、さらにスポーツ技術の上達をめざして指導するアドバイザーです。

やっくん将来ボッチャで目指せオリンピック!

家でも毎日拍手をもらっているやっくん

やっくんが晩御飯を食べ終わると、ダンナさんとやっくんが家族の前に立って、「ごちそうさまでした」と言います。やっくんはしゃべれないのでペコリと礼。そしてダンナさんが、やっくんが今日出来たことを発表します。(支援学校の連絡帳に書かれた出来事)そしてやっくんにみんなで拍手!大喜びのやっくん退場。ダンナさんいわく、家族で学校での出来事を共有するためだとか。すっかり晩御飯の時の日課、ルーティーンです。

お風呂でも拍手のルーティーン

お風呂で顔にお湯がかかるのを嫌がるやっくん。そこでやっくんの顔にお湯がかかるたび「やっくんすごいー」と拍手していると、自分でシャワーを頭にかけることが出来るようになりました。顔には決してかけませんが…。

それに気を良くしたのか湯船の中でも片耳を水面にチョピッとつけてドヤ顔。拍手を強制されます。が決してお湯に顔はつけません。

この拍手好きも自閉症特有のこだわりにはいるのだろうか。伸ばすべき個性・・・でもなさそう。なんにせよ拍手で笑顔満開のやっくんには誰もかなわないのでした。

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