自閉症児やっくんがなんなく飛行機に乗れた5つの理由

自閉症

・何度か空港へ行き場所慣れさせる

・前もって航空会社に相談

・お気に入りの絵本持っていった

・離陸する時にイヤーマフ(騒音、気圧対策)

・家族全員で飛行機に乗った(おじいちゃんおばあちゃんも。大人4人とお姉ちゃんがやっくんを見守れるなんてぜいたく)

おすすめ!ANAさんのホームページ

やっくんが5歳の頃、家族で飛行機に乗る機会がありました。

わたしが格安航空チケットを探してたらダンナさんが

ダンナさん
ダンナさん

安いのもいいけどやっくんをサポートしてくれる航空会社を選ぼう。

多少チケット代高くなってもいいよ ぼそっ

なるほど、航空会社のサポートが手厚いほうがいいし、周りのお客さんにもうまく説明してくれるかも。

やっくん初めての飛行機なので万全の準備をしなければと意気込む母。

いろいろと検討した結果、行きも帰りもANAさんに決定!

ANAさんのホームページはぜひ見ていただきたい!自閉症の人の空港に行ったら何がおきるの、という不安が一気に解決。写真付きで空港での手続きが説明されているし動画もあったり至れり尽くせり。久しぶりに空港へ行く人にもスケジュールの見通しが立てやすいのでおすすめです。

知的障がい・発達障がいのあるお客様へ、飛行機搭乗のご案内 | Service & Info | ANA

オペレーターの方に凝り固まった頭をほぐされる

さっそくANAさんに電話。

オペレーターの人に名前や乗る便、自閉症の子供が乗りますと、ひととおり伝えた後、ホームページで気になってた事を質問。

アシストシートかサポートベルトをしたいのですが…

やっくんが座席でジッとしてられないと思ったのでホームページに載っていたアシストシート(チャイルドシートに似てる)か、サポートベルト(交差するタスキみたいなベルト)があれば…。

でもオペレーターの方はやっくんのことを詳しく聞いた後、やっくんにサポートベルトなどは必要ないと言われる。

えーっ うちのやっくんを見てないからそんな事いえるんだよー

でもよくよくオペレーターの方の話を聞くと、それらのベルトは座位を保つことができないお客様用で座席に子供を固定するものではないとのこと。なるほど、やっくんを座席にしばりつければ問題が解決すると思い込んでいた自分が恥ずかしくなりました。

ベルトは拘束具(こうそくぐ)ではないのですから。

妄想中
妄想中

「拘束具が」

「こうそくぐ?」

「そうよ。あれは装甲板ではないの。エヴァ本来の力を私たちが押さえ込む為の拘束部なの。その呪縛が今自らの力で解かれていく。私たちにはもうエヴァを止めることはできないの。」

新世紀エヴァンゲリオン 第19話より

オペレーター
オペレーター

思い込みの強い私に、時間をかけて根気よく話してくださって本当にありがたかったです。

いよいよ飛行機にのりこむやっくん

もともと乗り物が好きなやっくん。ここから先は拍子抜けするほど順調に進みました。準備してきた手段が面白いようにハマるというか・・。やっくんの不安要素をうまく取り除けたのではないかと。

行きの座席は最初に搭乗させていただき座席は最後尾に、帰りの座席は他の搭乗者が乗った後に乗り込んで最前列に座りました。他の搭乗者となるだけ会わないようにとの配慮でした。

飛行機に乗ってる間もキャビンアテンダントさんの方々が気にかけていただいてやっくんも大喜び(やっくん若いお姉さん大好き)

帰りの飛行機は乱気流のせいかやっくんが座席からういてしまうほど揺れましたが、飛び跳ねることが好きなやっくんには遊園地のようで。母親の私の方がクラクラして、帰りの空港での食事は私だけのどを通りませんでした。

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