お姉ちゃんの一言
やっくんが保育園に行ってる頃、
やっくん、小学校は支援学校だろうなぁ
となんとなく思っていました。
運動会や発表会、やっくんは楽しそうにフリーダム、自由気ままに行動してました。保育園でなんとか集団行動してましたが保育園だから許される行動が小学校で通用するとは思えません。
そんな中お姉ちゃんが、さみしそうに
やっくんといっしょの学校に通いたかったな
それを聞いて母は一大決心!
お姉ちゃんの学校の支援級を見学しよう!
合理主義のダンナさんからはムダじゃない?と言われましたが、あきらめたらそこで試合終了、だよね?
見学をする特別支援級とは
ちなみにお姉ちゃんは通常級です
・特別支援級と通常級の教室の枠にとらわれない行き来をする交流級や通級もある。
まさかの校長室での面談でドキドキ
学校と電話でやり取りののち、授業の様子を見学することになりました。
お姉ちゃんの学校に着くと校長先生と支援級の先生がお出迎え。さっそく校長室へ行き面談が始まりました。まさかの校長室に緊張度MAX!
結論を先に言うとやっくんは通常級も支援級も無理そうでした。
無理な理由 ※ハッキリと言われたわけではない
・まだオムツをはいてる
・一人で通学ができない
・自閉症重度の生徒は今まで在籍していない
先生一人につき3人をみるため、物理的にも無理そうでした。絶対に無理、と言わないのは最終的に親が何がなんでも通いたいといえば通えるそうなのですが。なので先生方も話す言葉を大分選んでいただき遠回りな会話が続きました。
私の父も鹿児島で校長先生してたので、
父のもまだ写真、飾ってあるのかなぁ
と歴代校長先生の写真をながめたり。(早々と結論が出てしまったので集中力がきれた)
支援級の授業を見学
でもせっかく来たので支援級の授業を見学させていただきました。
通常級のクラスの人数が30人前後なのに対して支援級は3人から5人でした。教科によっては通常級へ行ったりするのそうです。学び方が個人に合わせてあるので通常級より自由に感じました。
カーテンレールがあってカーテンで仕切れるようになっていたり、畳の部屋もあったり、教室に工夫がされていました。
バランスボールやトランポリンもあったり。プリントやカード類はキレイに区別されていて分かりやすく見習いたいと思いました。
支援級は国語や算数の学習教育をする場なのだと改めて思い知りました。やっくんに必要なのは生活上の自立。服をキチンと着たり、歯磨きをしたり、一人でトイレに行けたり…。おおざっぱに言うと
特別支援級は個別の教科学習
特別支援学校は生活の自立
目指す所が違うわけです
この後に行った支援学校と比較できて、非常に参考になりました。思い切って見学・相談してよかったです。
お姉ちゃん 母はがんばったよ
家に帰ってからお姉ちゃんに報告
やっぱりやっくんはお姉ちゃんの学校には通えなかったよ
そうだろうね
…
…
ダンナさんに似てきたな
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